お知らせ

2025.12.08 国軒高科日本株式会社、「産業廃棄物広域認定制度」の認定を取得

― 蓄電池システムの回収・再資源化を全国で推進 ―

このたび弊社は、令和7年11月21日付で環境省より「産業廃棄物広域認定制度」の認定（認定番号：第361号）を受けましたのでお知らせいたします。

これにより、弊社が中国合肥国軒高科動力能源有限公司に委託して製造した蓄電池システムの使用済み電池パックを全国規模で回収・適正処理・再資源化できるようになります。

■ 広域認定制度とは
「産業廃棄物広域認定制度」とは、製造事業者等が環境大臣の認定を受けることで、
自治体ごとの処理業許可を取得することなく、全国を対象として使用済み製品の回収・処理・リサイクルを行える制度です。
本制度は、環境負荷低減・不適正処理の防止・資源循環の促進を目的としており、蓄電池など需要が急拡大する製品のライフサイクル全体において、持続可能な仕組みを構築するうえで極めて重要な枠組みです。

■ 今回の認定内容（証書より引用）
認定日：令和7年11月21日
認定番号：第361号
対象となる産業廃棄物：国軒高科日本株式会社が中国・合肥国軒高科動力能源有限公司に委託し製造した蓄電池システムの電池パックが産業廃棄物となったもの
処理を行う区域：全国

■ 弊社の取り組みと今後の展望
弊社はこれまで蓄電池の研究開発・製造を通じて、再生可能エネルギー社会の実現に取り組んでまいりました。
今回の認定取得により、製品の「使用後」まで責任を持ち、全国での一貫した回収体制・適正処理および再資源化プロセスの構築をさらに加速させます。

■ 今後も以下の取り組みを推進していきます：
・蓄電池の回収・診断・再利用（Reuse）・再資源化（Recycle）の体系化
・品質・安全性を確保した循環型電池サプライチェーンの構築
・カーボンニュートラル社会に向けた環境負荷低減への貢献
・国内パートナー企業との協業による持続可能なエネルギーエコシステムづくり

国軒高科日本株式会社は、これからもサステナビリティ経営を加速し、日本の脱炭素社会と循環型社会の実現に貢献してまいります。